2010年03月14日

いい言葉です

春が近づいております★


近所のモモの木

もう少しで桜の季節です。
蓮華寺池公園の桜もあと一週間くらいですかね~つぼみがうずうずしている感じがします。

さて、3月1日から始まって、今日で千秋楽を向えた

焼津流平和の作り方 トロ箱ライブ


こどもっちからお年寄りまで、
焼津旧港のトロ箱会館に集いましたface01

56年前の3月1日、ビキニ環礁でアメリカによって行われた水爆実験

焼津から漁に出ていた第五福竜丸は実験場所から160~170キロ離れた場所で操業しており、23人の乗組員全員が被ばくし、死の灰をあびました。

先週は、第五福竜丸の元漁労長、見崎さんに当時の様子、帰国後の風評被害などをお話してもらいました。

広島に投下された原爆の1000倍の威力を持つ史上最大の新型爆弾・水爆にさらされた第五福竜丸事件。
当時はこの事件がきっかけとなり、全国で反核運動が広まったそうです。

第五福竜丸事件から56年。
見崎さんは50年経つまで、事件についてはずっと話すことなく生活をしてきました。

ここ焼津から、伝えていかなければならないことがある。

私たち流で伝えていこう。
やーづの人を、食べ物を、音楽を愛し続けよう。


そんな気持ちで実行委員長のモコさんをはじめ、いろんな方が集まって、今年も千秋楽を迎えました。

トロ箱ライブでは焼津のレゲェシンガーPAPA U-gee
長野県からかけつけた内田ボブさんなどなど、焼津を愛するアーティストがステージを盛り上げました。



”やーづ”(焼津)な時間がながれます・・・・



「焼津流平和の作り方」では、「水爆の島 マーシャルの子どもたち」の写真展もやっていました



島の食糧のほとんどが缶詰。
汚染された海の魚は食べられず、障害児が今でも増加しているようです。


「焼津」から発信する平和

トロ箱ライブの最後に、
いつも笑顔がステキな清水さん(佃煮屋チキリキン食品社長)に「琴美ちゃん!これを朗読してほしい!」といわれ、
見崎さんの言葉を朗読させていただきました。とっても心に残りました。


『あなたと同じだから』話がまとまるのではない。
『あなたと違う』からこそ、話し合い、耳を傾けよう。

お互いの心を開いたとき、
自分にとって、この人は大切な人だ、とわかってくる。
そして豊かでおおらかな人間関係が生まれた時・・・・・


ここに、平和運動の原点があります。
  


Posted by コト at 22:42Comments(2)コトの出来事